流行の発信地渋谷

不動産業界では、東京の中心部となるエリアである千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区をまとめて「都心5区」と呼ぶことがあります。
東京23区の中でもこの都心5区と呼ばれるエリアは地価が下がりにくく、賃貸事務所・賃貸オフィスなどの需要が高く、投資先としても注目すべきエリアであると考えられるからです。

そんな中でも、特に流行の発信地としての役割を果たしているのが渋谷区ではないでしょうか。
渋谷区が現在のような流行の発信地となったのは、1970年代のこと。
1973年にパルコが渋谷にオープンし、その周辺に百貨店やカフェが増え始めたのがそもそもの発端であるといわれています。

現代でも、スクランブル交差点から109のあたりは若者が中心の流行発信地ですが、同じ渋谷区の中には、世界からも注目される最先端のファッションを生み出す原宿や表参道、神宮前といったエリアも存在します。

このエリアには、ファッション関連の店舗や渋谷区賃貸オフィスなども多く立地しており、オシャレなレストランや美容院なども立ち並んでいます。

ビジネスエリアとしての渋谷区

また、渋谷駅の南側にある神泉町や桜ケ丘などのエリアは、ここ数年でIT企業が渋谷区に賃貸オフィスを構えることが多く「Bit Valley」などと呼ばれる一大ビジネス街へと発展しました。

渋谷区のビジネス街といえば、忘れてはならないのが恵比寿です。
恵比寿はもともとは下町だったのですが、恵比寿ガーデンプレイスの建設とともに急速に現在のビジネス街としての姿へと変わっていきました。

Bit ValleyとしてIT企業を中心に発展した渋谷駅南側エリアとは異なり、恵比寿エリアにはエビスビールで知られるサッポロビール株式会社や富士重工業本社など、さまざまな業種がオフィスを構えているのが特徴です。

一般的なイメージでは、若者の街、ファッションの街というイメージが強い渋谷区ですが、実はITなどさまざまな企業がオフィスを構えるビジネス街としても発展しているのです。

参照:渋谷区の賃貸オフィスはビルサク